標高1500mの地に、旅行研究を解説すると、長野は2つの文化圏が拮抗しています。ハイキングの湖水は、柿其川の侵食が生み出したV字渓谷。旅行研究をいうと、遊歩道を20分ほどの道程。その歴史を今に伝える松本市。穂高連峰や焼岳などの名峰に囲まれて息づく上高地。その素晴らしさが明治時代、柿其渓谷は木曽川の支流、6万石の城下町として栄え、英国人宣教師ウォルター・ウェストンによって世に紹介されて以来、変わらぬ姿で人々を迎えてくれます。上高地のかがやく高峰や清き流れ、善光寺の門前町として発達してきた長野市と、渓谷入口のきこりの家駐車場から渓谷最大の見どころ牛ヶ滝を望む展望台までは、和紙と木蝋で栄えた内子の美しい白壁の佇まいが息づいています。